例えば、dir [<drive name>] では、
dir dir a: dir b:等を意味します。
[書式]
A>dir <file name> A>dir [<drive name>:][機能]
ファイル名を与えた場合は、与えられたファイル名にマッチするファイルを検索して表示します。ファイル名には後述するワイルドカードが使用できます。 ドライブ名を与えた場合には、与えられたドライブ中の全てのファイルを検索して表示します。ドライブ名を省略するとカレントドライブのファイルを検索します。
[書式]
A>TYPE <file name>[機能]
与えられたファイル名のファイルの内容を画面に表示します。ファイルの属性はチェックしませんので、必ずしも画面表示可能なファイル (テキストファイル) ではなくても、画面表示してしまいます。その場合は画面が乱れることになるでしょう。
[書式]
A>ERA <file name>[機能]
与えられたファイル名にマッチするファイルを全て削除します。ファイル名にはワイルドカードが使用できます。削除するかどうかは確認しませんので御注意ください! 但し、ドライブ中の全てのファイルを消去しようとすると、確認を求めます。
[書式]
A>REN <new name>=<old name>[機能]
<old name> で与えられたファイルのファイル名を <new name> に変更します。どちらのファイル名にもワイルドカードは使用できません。
[書式]
A>CLEAR[機能]
画面を全て消去します。(ただ、それだけ) これは、オリジナルの CP/M には無いコマンドです。
[書式]
A>EXIT[機能]
プロセスを終了してウィンドウをクローズします。もし、エミュレータのウィンドウがひとつもなくなった場合には CP/M エミュレータは終了します。これは、オリジナルの CP/M には無いコマンドです。
[書式]
A> <drive name>:[機能]
カレントドライブを <drive name> で示したドライブに変更します。ドライブがログインされていない場合はログインされます。(カレントドライブはプロセス毎に管理されます)