エミュレート環境

ハードウェア

CPU:			仮想Z-80  割り込み、I/O 機能等を除く
メモリ:			メモリ 64K バイト(プロセスあたり)
仮想ファイルシステム:	Macintosh のファイルを CP/M ファイルとして使用 (後述)
仮想コンソール:		仮想ディスプレイ (後述) 仮想キーボード
仮想デバイス:		プリンタ 

ソフトウェア

CCP:			CCP エミュレータ (SUBMIT 処理可能)
BDOS:			BDOS エミュレータ (ファンクション 0〜37, 40)
BIOS:			BIOS エミュレータ (ファンクション 0, 1, 2, 3, 4, 5)

仮想ディスプレイ

表示可能文字:		80文字×24行
エスケープシーケンス:
    ESC '*'		全画面消去
    ESC '='		カーソル位置の設定
    ESC 'T'		カーソル以後行消去
    ESC 'R'		カーソル位置の行消去
    ESC 'E'		カーソル位置に1行挿入
    ESC ')'		リバース設定
    ESC '('		リバース解除
    ESC '>'		ハイライト設定 (ハイライトはボールド体)
    ESC '<'		ハイライト解除

仮想ファイルシステム

Macintosh の 1 フォルダ (ディレクトリ) を仮想ドライブに設定します。フォルダ中の全てのファイルのうち CP/M のファイル名として有効なファイルのみが、対応するドライブ内の仮想ファイルとして使用可能です。

使用されたドライブがまだ設定されていない (未ログイン) 状態であれば、そのドライブをログインします。この場合、ファイル選択用のダイアログが表示されますので、対応させたいフォルダを選択します。(通常、ドライブの選択をキャンセルした場合、そのプロセスは強制終了します)

アプリケーションと同じフォルダに Common という名称のフォルダが存在すると、ファイルオープン時にドライブに割り当てられたフォルダにファイルが発見できなかった場合、Common フォルダを検索します。このとき、ファイルは Read Only でオープンされます。

また、ファイルやドライブが Write Lock されていた場合は、Read Only でオープンします。

仮想キーボード

64 文字までの先行入力を受付けます。

Macintosh Plus ではコントロールキーが無いので、コマンドキーで代用してください。また、control-@ は control-<sapce> で入力できます。(control-^ は control-‾ です)

メモリマップ

仮想 CPU から見たメモリマップを示します。
0000〜00FF	BASE PAGE
0100〜FCFF	TPA
FD00〜FDFF	CCP	(実体は別にあります)
FE00〜FEFF	BDOS	(実体は別にあります)
FF00〜FFFF	BIOS	(実体は別にあります)

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